「最近、太りやすくなったな…」
「ダイエットしてもなかなか痩せない」
こんなお悩みはありませんか?
その原因、もしかしたら骨盤の歪みにあるかもしれません。骨盤は体の土台であり、ここが歪むと全身のバランスが崩れ、代謝が低下するなど、さまざまな不調を引き起こします。
この記事では、骨盤の歪みが体型崩れにつながる原因と、今日からできる対策をご紹介します。
骨盤の歪みと体型崩れの意外な関係
骨盤が歪むと、次のような体の変化が起こり、太りやすく痩せにくい体質を招きます。
基礎代謝の低下骨盤が歪むと、その周りにある内臓や血管、リンパ管が圧迫され、血行やリンパの流れが悪くなります。これにより、体の隅々まで酸素や栄養が行き渡りにくくなり、基礎代謝が低下。消費カロリーが減るため、太りやすい体になってしまうのです。
内臓下垂による下腹部ポッコリ骨盤が正しい位置にないと、内臓を支える力が弱まり、内臓が下へ下がってしまいます。これが下腹部ポッコリの原因に。また、お腹周りの筋肉が緩むことで、脂肪がつきやすくなります。
脂肪がつきやすい姿勢に猫背や反り腰など、姿勢が悪いと、特定の筋肉ばかりが使われたり、逆に使われなくなったりします。
特に、骨盤の歪みは股関節や膝にも影響を与え、O脚やX脚を引き起こすことも。その結果、脂肪がつきやすい部分が偏ったり、セルライトができやすくなったりします。
今日からできる!骨盤ケアと体質改善のためのセルフケア3選
ここでは、骨盤の歪みを整え、太りにくい体を目指すための簡単なセルフケアを3つご紹介します。
股関節まわりのストレッチ
股関節は骨盤と密接に関わっており、ここの動きを良くすることが骨盤の歪み改善につながります。
やり方
床に座り、両足の裏を合わせて膝を開きます。かかとを体に引き寄せ、背筋を伸ばしたまま、上半身を前に倒していきましょう。股関節まわりにじんわりと伸びを感じるところで30秒ほどキープします。
骨盤を安定させるエクササイズ
骨盤まわりの筋肉を鍛えることで、骨盤の安定性を高めます。
やり方
仰向けに寝て、両膝を立てます。お腹に力を入れながら、お尻をゆっくりと持ち上げて体を一直線にします。お尻が上がりきったところで数秒キープし、ゆっくりと下ろします。これを10回繰り返しましょう。
座り方を意識する
普段の何気ない座り方も、骨盤の歪みに大きく影響します。
やり方
椅子に座るときは、骨盤を立てて座ることを意識しましょう。猫背にならないように背筋を伸ばし、両足は床にしっかりつけます。長時間同じ姿勢でいることを避け、こまめに立ち上がって体を動かすことも大切です。
さいごに
骨盤の歪みは、日々の生活習慣の積み重ねによって起こります。これらのセルフケアを毎日続けることで、骨盤が正しい位置に戻り、体のバランスが整うだけでなく、代謝アップや姿勢改善も期待できます。
太りにくく痩せやすい体質を目指して、まずはできることから始めてみませんか?
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