「夕方になると足がパンパンで、靴がキツイ」
「体の歪みが気になるけど、どうしたらいいかわからない」
「最近、下半身が冷えやすい」
こんなお悩みはありませんか?
立ち仕事で頑張る40代前半のあなたは、もしかしたら骨盤の歪みが原因で、つらい足のむくみに悩まされているかもしれません。
この記事では、なぜ骨盤の歪みが足のむくみを引き起こすのか、その関係性と、今日からすぐに実践できる簡単なセルフケアを3つご紹介します。この記事を読んで、スッキリした軽やかな足を取り戻しましょう。
なぜ骨盤が歪むと足がむくみやすくなるの?
立ち仕事で長時間同じ姿勢を続けると、骨盤周りの筋肉が緊張し、血行やリンパの流れが悪くなります。特に、長時間の立ちっぱなしは、重力の影響で血液が下半身にたまりやすくなります。
骨盤は体の中心にあり、姿勢を保つ上で非常に重要な役割を果たしています。
この骨盤が歪むと、骨盤周りの筋肉だけでなく、脚の筋肉にも余計な負担がかかってしまい、血行不良がさらに悪化。その結果、老廃物が溜まり、足がパンパンにむくんでしまうのです。
さらに、歪んだ骨盤は下半身の筋肉をうまく使えなくするため、本来なら筋肉の動きによって促されるはずの血流ポンプ機能が低下し、むくみを引き起こしやすくなります。
そのむくみをそのままにしておくとどうなる?
「ただのむくみだから」と放置しておくと、慢性的なむくみになってしまうだけでなく、以下のような体の不調につながることがあります。
- 下半身太り
むくみを放置すると、脂肪と老廃物が結びついてセルライトになりやすくなります。 - 冷え性の悪化
血行不良がさらに進み、足先が常に冷たい状態になることがあります。 - 腰痛や姿勢の悪化
骨盤の歪みがさらに進み、腰や背中など全身のバランスが崩れ、腰痛や肩こりを引き起こすことがあります。
立ち仕事によるむくみを解消するセルフケア3選
つらいむくみを解消し、骨盤の歪みをケアする簡単なセルフケアを3つご紹介します。
1. 足首回し
足首には、むくみを解消するツボやリンパ節が集まっています。
- 床に座り、片脚をもう片方の脚の太ももの上に乗せます。
- 手で足先を包み込むように持ち、ゆっくりと大きく外回し、内回しをそれぞれ10回ずつ行います。
- 反対側の足も同様に行います。お風呂上がりなど体が温まっている時に行うのが特におすすめです。
2. 骨盤リセットストレッチ
硬くなった骨盤周りの筋肉を緩めることで、血流を促します。
- 四つん這いになり、手を肩幅、膝を腰幅に開きます。
- 息を吐きながら背中を丸め、おへそを覗き込むようにします。(猫のポーズ)
- 息を吸いながら背中を反らし、天井を見上げるようにします。(牛のポーズ)
- この動きを5~10回ゆっくり繰り返します。
3. 太もも裏の筋膜リリース
太ももの裏側にあるハムストリングスという筋肉は、骨盤とつながっており、ここが硬くなると骨盤が後ろに傾きやすくなります。
- テニスボールやフォームローラーを太ももの裏側に当てて座ります。
- ゆっくりと体重をかけながら、膝からお尻の付け根までを少しずつ転がします。
- 特に痛気持ちいいと感じる場所があれば、数秒間その場所で静止し、圧をかけます。これを左右両方行いましょう。
さいごに
立ち仕事による足のむくみは、単なる疲労だけでなく、骨盤の歪みからきていることがあります。今回ご紹介したセルフケアは、どれも自宅で簡単にできるものばかりです。毎日少しずつでも続けて、つらいむくみを解消し、軽やかな足で一日を終えましょう。
もしもセルフケアだけでは改善が見られない場合は、専門家である整体師や理学療法士に相談してみるのも良いでしょう。
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