PR

【50代からの肩こり対策ガイド①】長引く肩こり、もしかして病気?

ブログ
記事内に広告が含まれています。

50代半ばを迎え、年々ひどくなる肩こりに悩まされ、マッサージ機を使ってもなかなか改善しないという状況は、多くの人が抱える共通の悩みです。

単なる一時的な筋肉の疲労と捉えられがちですが、特に50代以降の身体の変化は、肩こりの根本的な原因に深く関わっている可能性があります。

このような慢性的な肩こりの正体を探り、50代特有の原因、体の歪みとの関連、そしてご自宅で実践できる具体的な対策まで、専門的な知見に基づき分かりやすく解説します。

悩みを抱える方々が快適な毎日を取り戻すための助けになれば幸いです。

肩こりは「病気」?その医学的分類と見極め方

肩こりは、首の付け根から肩にかけての筋肉の張りを指す「症状」であり、医学的な定義がある「病気」そのものではありません 。しかし、その症状の背景には、様々な要因や、時には病気が隠れていることがあります。肩こりは大きく分けて三つの医学的分類に分けられます。  

肩こりの医学的定義と種類

一つ目は、本態性肩こりです。

これは、過労、運動不足、寒暖差、寝不足、姿勢の悪さなど、日常生活に起因する一般的な肩こりを指します 。多くの人が経験する肩こりの大半がこれに該当します。  

二つ目は、症候性肩こりです。

これは、何らかの病気や症状が原因となって引き起こされる肩こりです。整形外科領域の病気としては、首の変形性頚椎症や頚椎椎間板ヘルニア、さらには四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)、腱板断裂、石灰性腱板炎などが挙げられます 。

これらの疾患は、神経の圧迫や関節の炎症により、肩こりだけでなく、腕や手のしびれ、動きの制限、夜間痛などを伴うことがあります 。  

さらに、症候性肩こりは整形外科の病気だけにとどまりません。

内科的疾患(高血圧、心臓病、脳梗塞など)、目の病気(視力低下など)、耳の病気(突発性難聴など)といった、一見肩こりとは無関係に思える病気が原因となることもあります 。

これらの病気が原因の場合、肩こり以外にもめまい、吐き気、頭痛などの症状を伴うことがあります 。  

三つ目は、心因性肩こりです。

これは、ストレスや精神的な影響が原因で自律神経のバランスが崩れ、筋肉の緊張を引き起こす肩こりです 。この場合、肩こりだけでなく、めまいや疲労感、倦怠感、睡眠の質の低下といった症状も併発することがあります 。  

このように、肩こり自体は症状ですが、その症状の裏には、日常生活の習慣から、時には命に関わるような重大な病気まで、様々な原因が潜んでいる可能性があります。このため、自身の肩こりがどのタイプに該当するのかを見極め、適切な対応を取ることが重要です。

医療機関を受診すべき危険なサインと受診の目安

肩こりが単なる筋肉の張りではなく、より深刻な問題を示唆している場合、速やかに医療機関を受診することが求められます。特に以下の症状が現れた場合は注意が必要です。

突然の激しい痛み
腕が上がらなくなるほどの強い痛みや、冷や汗を伴う場合は、狭心症や心筋梗塞といった心臓の病気の可能性も考えられます 。  

腕や手のしびれ、筋力低下
首の骨(頸椎)の変形やヘルニアにより神経が圧迫されている可能性があり、頸椎症性神経根障害や脊髄症などが疑われます 。  

頭痛、めまい、吐き気
脳の病気(脳卒中や脳腫瘍、椎骨脳底動脈循環不全など)が原因である可能性があり、特に激しい場合は緊急性が高いです 。  

呼吸がしづらい、動悸
肺や心臓の病気が疑われるため、速やかな受診が必要です 。  

首が動かしにくい、腫れている、モノが二重に見える、熱が出る
これらも身体に異常があるサインであり、医療機関での診断が推奨されます 。  

夜間痛がひどい
特に睡眠が妨げられるほどの夜間痛は、腱板断裂の患者の90%にみられる症状であり、早期の相談が勧められます 。  

片側の肩だけに強い痛み
肩関節由来の炎症や、首の神経症状である可能性があります 。  

セルフケアを2〜3週間続けても改善が見られない場合や、日常生活に支障はないものの慢性化している場合も、一度医療機関で相談することが推奨されます 。  

何科を受診すべきか

症状に応じて適切な診療科を選ぶことが、早期解決への鍵となります。

しびれや筋力低下、首の病気が疑われる場合
整形外科を受診しましょう。首から肩にかけての神経の圧迫や、肩関節自体の問題の診断と治療が行われます 。  

激しい頭痛、めまい、吐き気など、脳の病気が疑われる場合
脳神経外科または脳神経内科を受診しましょう 。脳動脈瘤など、命に関わる病気の可能性も考慮されます 。  

発熱、倦怠感、吐き気など、風邪や感染症が疑われる場合
まずは内科を受診しましょう 。  

呼吸困難、動悸など、心臓や肺の病気が疑われる場合
循環器内科または呼吸器内科を受診しましょう 。  

内臓に異常がないにもかかわらず、頭痛、吐き気、倦怠感、睡眠障害、気分の落ち込みなどが続く場合
自律神経の乱れや精神的な影響が考えられるため、精神科心療内科の受診が適切です 。  

まずは整形外科を受診し、肩こり以外の病気が隠れていないか確認することが、適切な治療方針を見つける上で重要です 。  

肩こりの種類と受診の目安

肩こりの種類/症状のタイプ主な原因・特徴受診の目安となる症状受診推奨の診療科
本態性肩こり過労、運動不足、姿勢、冷え、寝不足、ストレスなど日常生活に起因。筋肉の緊張や血行不良が主。日常生活に支障はないが慢性化している。セルフケアで改善が見られない。まずはセルフケア、改善なければ整形外科や内科を検討。
症候性肩こり整形外科系疾患: 頚椎症、椎間板ヘルニア、四十肩・五十肩、腱板断裂、石灰性腱板炎など。腕や手のしびれ、筋力低下、首の動きの制限、夜間痛、特定の動作での激痛、肩が上がらない。整形外科
内科系疾患: 高血圧、心臓病、脳梗塞、目の病気、耳の病気(突発性難聴など)。激しい頭痛、めまい、吐き気、呼吸困難、動悸、発熱、倦怠感、視力低下、耳鳴り。症状に応じ、脳神経外科、内科、循環器内科、呼吸器内科、眼科、耳鼻咽喉科。
心因性肩こりストレス、精神的な影響、自律神経の乱れ。内科的・整形外科的異常がないのに続く肩こり、頭痛、吐き気、倦怠感、睡眠障害、気分の落ち込み。精神科、心療内科
緊急性の高い症状命に関わる可能性のある疾患。突然の激しい痛み(特に冷や汗を伴う)、麻痺、激しい頭痛・めまい・嘔吐、呼吸困難・息切れ。救急科、脳神経外科、循環器内科など、ただちに医療機関へ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました