こんにちわ。
南さつま市加世田のゆうき整骨院です。
昔からの腰痛がある方から、「20年前からヘルニア持ちなんです。」っていう事をお聞きします。
腰痛が良くならないので、ヘルニア持ちになってしまっていると思われる方って少なくないんですね。そこで本日、このような質問を受けました。
Q,20年前からヘルニアになりました。これは、治りますか??
腰の椎間板からヘルニアが出る為、神経を圧迫して痛みが出てきます。足への痺れや痛みが主な症状です。
先日来られた方は、立ち上がるときに、しびれや痛みがビリッーって走っていた。まさにヘルニアの症状がありました。
でも、病院で先生に言われたそうです。
「3ヶ月~半年もすれば、ヘルニアは綺麗に無くなりますから。」
神経を圧迫するヘルニアは、日数が経つと無くなります。だから、時間が経過するのを待つか、待てないほどの様子であれば手術をするか、そんな風に言われています。
NHKの健康チャンネルから引用しますと
ヘルニアがあっても症状が出ない場合も多く、椎間板ヘルニアは腰痛の原因の3%程度である。最近の研究では、成人では椎間板ヘルニアを持っている人のほうが、持っていない人より多いと考えられています。ところが、椎間板ヘルニアで腰痛を起こしている人はごく一部です。つまり、椎間板ヘルニアがあるだけでは症状は起こらないのです。
椎間板ヘルニアは腰痛の原因の3%。それであれば、ヘルニアと腰痛は別に考えたほうが良さそうです。
さて、質問された方の話に戻りますが、
毎日のランニング、さらに筋力トレーニングをして腰痛を克服しようとしていました。
一般的に、痛みがあると筋力が落ちていると考える方が多いです。もちろん、筋力トレーニングをして筋力アップを図ったところ、痛みが軽減するケースは多くあります。
でも、2、3か月続けてみて、変化が出ないようなら、そもそも筋力の問題ではない可能性があります。逆にオーバーワークで痛みが出てしまっていると考えても良いかもしれません。
なにが必要かといえば、身体を休ませることであったり、トレーニングに合わせて準備運動や整理運動を挟んだり。そして、適切なマッサージやストレッチですね。
いわゆるセルフケアです。
腰痛から復帰するには、ある程度のトレーニングは必要です。でも、セルフケアをすることも大事です。
セルフケアをする。
↓
走ってみるけ。まだ痛い。
↓
セルフケアをする。
↓
走ってみる。あと少し痛い。
↓
セルフケアをする。
↓
走ってみても痛くない。
↓
競技復帰
最初はセルフケアを多く、トレーニングは少なく、途中はセルフケアとトレーニングを半々くらいと少しずつトレーニングへの量を増やしていくいう流れが一番お勧めです。
安静メインの人は、ほぼ何もせず治るのを待っていることが多いです。そして痛みが無くなったら復帰する。
これでは、いざ復帰するときに再発する可能性が大きいので、バランスよく同時にしていきましょう。
腰部ヘルニアは、腰痛だけであれば良いのですが、その他に
- 足のしびれや麻痺が、ひどくなってきている。
- 転びやすくなった。
- 尿がしにくい、もれやすいなどの、排尿障害がある。
などがあるようなら手術を必要とする場合もありますので、我慢せず病院へ行きましょう。
下の記事から引用しています。
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