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【腱鞘炎の予防】料理・掃除による腱鞘炎を防ぐ工夫とグッズ

肩の痛み・肩こり
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家事の腱鞘炎を予防する基本は、「手首を曲げない・ひねらない」、**「特定の指に力を集中させない」**ことです。

1. 動作の工夫(手首・指の負担軽減テクニック)

料理中の工夫

シーン腱鞘炎になりやすい動作負担を減らす工夫
包丁作業手首を内側に曲げて固定し、力強く切る切る量を減らす(カット野菜活用など)。手首をまっすぐに保ち、肘から動かす。無理せずミキサーやフードプロセッサーを活用する。
炒め物フライパンを片手で握り、手首をひねって振るフライパンは両手で持つか、コンロに置いたままヘラなどで混ぜる。軽量のフライパンに替える。
食材を絞る柑橘類や雑巾などを手首をひねって絞る絞り器水切りネットを使う。雑巾は手のひら全体で押すように絞るか、極力洗濯機や乾燥機に任せる。
重いものを運ぶ重い鍋や大皿を手首だけで持ち上げる手のひら全体で包み込むように持つ。運搬には台車ワゴンを活用し、手首への負荷を分散する。

掃除中の工夫

シーン腱鞘炎になりやすい動作負担を減らす工夫
雑巾がけ雑巾を強く握り、手首を反らせてこする柄の長いフローリングワイパーモップを活用し、体全体で押す。マイクロファイバーなど、力を入れなくても汚れが落ちやすい素材を使う。
掃除機重い本体を片手で持ち、手首をひねって操作する軽量のコードレス掃除機を選ぶ。手首をひねらず、腕全体を前後に動かすように操作する。
風呂掃除スポンジを握り、狭い場所で手首を曲げてこする柄付きブラシ電動ブラシを活用する。握る力が要らないように、手にフィットするグリップのグッズを選ぶ。

2. 便利な予防グッズ

家事の負担を物理的に軽減してくれるグッズを活用しましょう。特に水仕事が多い方には、水に強い素材のサポーターがおすすめです。

1. 腱鞘炎用サポーター・テーピング

水仕事対応のサポーター

シリコン製や速乾性のメッシュ素材でできたサポーターは、水に濡れてもすぐに乾き、炊事や風呂掃除中も装着できます。親指の付け根までしっかり固定できるタイプ(ドケルバン病対策)を選びましょう。

テーピング

伸縮性のあるテーピングで、手首や親指の動きをサポートし、過剰な動きを制限できます。

2. 調理補助グッズ

電動調理器具

フードプロセッサー、ブレンダー、電動ハンドミキサーなどを活用し、切る、混ぜる、こねる作業を機械に任せます。

スライサー・ピーラー

包丁を使う時間を減らすために、安全ホルダー付きのスライサーやT字型のピーラー(握りやすい)を積極的に使います。

軽量な調理器具

重い鍋やフライパンは、調理中に手首に大きな負担をかけます。アルミ製などの軽量タイプに買い替えるだけで、負担は大幅に軽減されます。

3. 最も大切なこと:休憩とケア

どんなに工夫しても、休まなければ腱鞘炎は悪化します。

タイマー休憩

30分~1時間作業したら、必ず5分程度の休憩をとり、手をぶらぶらさせたり、先ほどご紹介したストレッチを行いましょう。

温冷ケア

強い痛みがある急性期は冷却し、慢性的なだるさや凝りには温湿布やお風呂で温めて血行を促進しましょう。

もし、これらの対策をしても痛みが続く場合は、必ず整形外科を受診してくださいね。

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