「骨盤矯正って、やってもすぐに元に戻るって聞くけど本当?」
「高いお金を払って施術を受けても、効果が続かないんじゃないか…」
せっかくの施術も無駄になってしまうんじゃないか、そんなお悩みはありませんか? 骨盤の歪みは、日々の生活習慣と密接に関わっているため、施術だけで根本的な解決は難しいのが現状です。
でも安心してください。
ご自身の生活習慣を見直してセルフケアを取り入れることで、施術の効果を長持ちさせ、健康的で美しい体を維持することができます。
今回は、骨盤が歪む原因と、その効果をしっかりキープするための対策を3つご紹介します。
施術の効果がすぐに元に戻ってしまう原因
骨盤の歪みは、多くの場合、日常生活での無意識の癖や習慣によって引き起こされています。たとえ骨盤矯正で一時的に正しい位置に戻しても、その原因となる習慣を改善しなければ、体は元の歪んだ状態に戻ろうとしてしまうのです。
1. 姿勢の悪さ
長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎは、猫背や反り腰を引き起こし、骨盤に過剰な負担をかけます。また、足を組む、片足に重心をかける、横座りをするなどの癖も、骨盤のバランスを崩す大きな原因となります。
2. 筋力の低下
骨盤を支えているのは、骨盤底筋や腹筋、お尻周りの筋肉です。これらの筋肉が弱くなると、骨盤を正しい位置で安定させることができなくなり、歪みやすくなります。
特に、運動不足や出産後は筋力が低下しやすいため、注意が必要です。
3. 精神的なストレス
ストレスを感じると、体は無意識に緊張し、筋肉が硬くなります。特に、腰周りの筋肉が緊張すると、骨盤の動きが制限され、歪みにつながることがあります。
骨盤矯正の効果を長持ちさせる3つの対策
せっかくの骨盤矯正の効果を最大限に引き出すためには、日々の生活の中で、ご自身でもケアを続けることが大切です。ここでは、誰でも簡単に取り組める3つの対策をご紹介します。
1. 毎日の姿勢を意識する
まずは、自分の姿勢を見直すことから始めましょう。座るときは深く腰掛け、骨盤を立てて座ることを意識してください。
椅子に座っている際は、背筋を伸ばし、両足を床につけ、膝を90度に曲げるのが理想です。また、歩くときも、視線を前に向け、背筋を伸ばして歩くように心がけましょう。
デスクワークの合間には、定期的に立ち上がってストレッチをする習慣をつけるのも効果的です。
2. 骨盤周りの筋肉を鍛える
骨盤を支える筋肉を鍛えることは、歪みの再発防止に繋がります。ここでは、誰でも簡単にできるトレーニングを2つご紹介します。
ブリッジ
仰向けに寝て、膝を立てます。両腕を体の横に置き、お尻をゆっくりと持ち上げて、肩から膝までが一直線になるようにキープします。この動作を10回繰り返しましょう。
お尻や太ももの裏の筋肉を効果的に鍛えることができます。
ヒップリフト
横向きに寝て、両膝を曲げます。下の腕で頭を支え、上の腕は腰に当てます。上の足をゆっくりと持ち上げ、お尻の筋肉を意識しながらゆっくりと下ろします。
これを片足ずつ10回繰り返しましょう。
3. 骨盤周りの筋肉をほぐすストレッチを取り入れる
硬くなった筋肉をほぐすことも、骨盤の歪みを防ぐために重要です。
お尻のストレッチ
床に座り、両膝を立てます。片方の足をもう一方の膝の上にかけます。体をゆっくり前に倒し、お尻が伸びているのを感じましょう。これを左右交互に行います。
股関節のストレッチ
あぐらの姿勢になり、両足の裏を合わせます。両手で足を持ち、体をゆっくり前に倒します。股関節周りの筋肉が伸びるのを感じてください。
さいごに
骨盤の歪みは、日々の小さな積み重ねで改善していくことができます。
骨盤矯正は、正しい体へと導くきっかけにすぎません。施術の効果を無駄にしないためにも、ご自身の体の状態と向き合いながら、今回ご紹介した対策をぜひ試してみてください。
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