当店では、子供の伸長を伸ばす為のサプリメントを販売しているので、子供の身長でのご相談を戴くことがあります。
- 最近、子供の身長が伸びなくなった。
- 1年前までは、1年で5㎝伸びていたのに・・。
- あと5㎝は身長を伸ばしたいんです。
と、こんな感じです。
そこで質問されるのは、「のび太郎を飲むと、身長は伸びますか?」っていうことなんですね。
悩んでいる子供がいれば、計測してお話が出来るんですけど、いない場合は、どんな状況かを聞いてみてお話をさせて戴きます。
ほとんどは、「2年前までは、凄く伸びていたけど、ここ1年でピタリと止まってしまって・・・。」って言われますね。
これを聞いて、多少は伸びたとしても、それ以上は難しいなと思ってしまいます。
というのも、子供の身長をサポートするサプリメントは、骨がグングン伸びる時期に摂らないと、効果はないからです。
今回は、もっと早く知っておけば良かったと思わないように、成長と身長について、説明しています。
成長軟骨(骨端線)
成長期の段階では、骨の両端が軟骨で出来ています。
これが骨端線と呼び、成長軟骨とも言います。文字通り、成長するために必要な軟骨なんですね。
レントゲンやエコーで確認すると、骨に隙間が出来ているように見えるのも特徴です。
感の良い人だと解ったと思いますが、この成長軟骨の隙間が大きく残っている子供ほど、身長が伸びるというわけです。
一方で、この成長軟骨の隙間が、かなり少ない場合だと伸びにくいという事になります。
「成長期は、期間限定」という言葉は、こういう事から言われているんですね。
成長曲線について
まずは、こちらの図をご覧ください。
赤い箇所が一般的にいう成長期です。ここでは、1年間で3㎝から、伸びる子供だと5㎝ほど伸びて、期待感膨らむ時期ですね。
この時期は、成長軟骨が多く、レントゲンやエコー上でも骨の隙間が大きく空いています。
黄色に塗られた箇所は、グッと伸びた勢いが小さくなり、伸びにくくなる時期の衰退期になります。
成長軟骨が少なくなり、大人の骨になっていく時期です。成長期では3~5㎝伸びていたものが、1年で1㎝かそれよりも少ないのも特徴です。
高校生になって、グッと伸びる人は
高校生になってから伸びるケースもあると聞くこともあると思います。
実際に、高校生になった途端に急に伸びた方もいます。そういう子供は、中学生の時でも骨端線が残っているんですね。
成長軟骨が残っていて、成長期の段階が続いていたので、高校生になって急激に身長がのびたというわけです。
逆に、大人の骨になってしまった子供に、あと少し伸ばしたいと思って飲んでみても、期待した結果は得られないはずです。
止まったものを進めるものではない
成長期は誰でもいつかは止まります。
伸びなくなった身長を伸ばせるようにするというのは、物理的に無理なんですよね。何故なら、骨に隙間を作る事は出来ないからです。
そういう事から、しっかり伸びる時期にサプリメントを摂り、伸び率を増やす事こそ、身長アップには欠かせません。
最後に
- 子供の身長が伸びるか気になる。
- この1年で何センチ伸びるのか知りたい。
このような事があれば、ご相談ください。
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