外反母趾のテーピングはありますか?というご質問をいただく事も。
もちろん外反母趾のテーピングはあります。
ですが対処的な処置になりますので、これ以上外反母趾が進行しないようにするわけではありませんので、外反母趾に悩む方の解決になるかというと、どうなのかな?と思います。
そこで今回は、外反母趾のテーピングのやり方を含め、何故外反母趾になってしまうのか?を解説していきます。
外反母趾になる理由
外反母趾になる方の足元をみますと、ほとんどの方は扁平足(へんぺいそく)がみられます。
となると、外反母趾を直すには、扁平足を直さないといけないという事が解ります。ここで大事な事が、扁平足になる原因も考えなくてはいけないという事です。
この扁平足は、足首の過回内(オーバープロネーション)が原因です。
足首の過回内から扁平足になり、扁平足の影響で外反母趾になってしまうというのが、外反母趾になる理由です。
改善方法よりも、テーピングを知りたいという方は動画をアップしていますので、参考にしてみてください。
外反母趾のテーピング
外反母趾を根本改善するという事は?
上記の図で解るように、外反母趾ですので、外反母趾のテーピングをする事で直るのか?と言われると非常に難しく、まずは足首の過回内を直さないといけないという事がわかるかと思います。
過回内はどうやって直す?
テーピングで倒れている所を上げますか?
ある一定の効果があるとはいえ、あくまでもテープですので、足元の土台を支えるには物足りないです。それに、肌がかぶれてしまっては貼れなくなる事も考えられます。
では、筋肉を付けますか?
ただ、どのくらい鍛えたら良いのか?っていうのも解りにくいですし、時間もかかりますよね?
手っ取り早いのは
インソールを入れて、内側への倒れこみを防ぐ事が、一番手っ取り早く、かつ効果的な方法です。
モノを変える事が簡単で時間がかかりません。カラダを変えるには、時間と根気が必要ですよね。
外反母趾ではありませんが、物(インソール)を変える事で、足と爪のひび割れの改善した例がこちら
途中経過です。巻き爪まで改善するところを目標としています。
扁平足は筋力不足?
扁平足になっているというと、まずは筋力をつける。ストレッチをするが一般的かと思います。
例えば、タオルギャザーであったり、足首のストレッチであったりです。
確かに、効果的なやり方ですが、時間がかかってしまったり、手間がかかります。アスリートであれば可能かもしれませんが、運動に慣れていない方だと難しいのではないでしょうか?
まとめ
テーピングは対処療法である為、根本的な改善は難しいと思われます。
治療業界でも、木だけを見ずに森を見よという言葉があります。実際に外反母趾の症状として出ている所だけを見るのではなく、全体的な評価をし、施術をしていく事が根本的な改善に繋がります。
足のお悩みやインソールが気になる方は、ご相談ください。
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