腰痛対策の強い味方！コルセットの選び方と正しい付け方ガイド

「腰が痛くて動くのがつらい…」「重いものを持つのが不安…」

そんな腰痛の悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか？

腰痛対策として有効なツールの一つに「コルセット」があります。しかし、「種類がたくさんあってどれを選べばいいかわからない」「正しく付けられているか不安」という声もよく聞きます。

この記事では、あなたの悩みを解決するために、腰痛コルセットの選び方と、効果を最大限に引き出すための正しい付け方のコツを分かりやすく解説します。

【腰痛対策】コルセットの選び方3つのポイント

コルセットは、ただ締め付ければいいというものではありません。あなたの腰の状態や、使用するシーンに合わせたものを選ぶことが大切です。

コルセットには、大きく分けて3つのタイプがあります。

ソフトタイプ（固定力：弱）
- 特徴： 伸縮性のある素材でできており、柔らかく、動きやすいのが特徴です。
- おすすめな人：
  - 腰痛の予防や、軽い症状のサポートに使いたい方
  - 日常生活やスポーツの際に、腰への負担を軽減したい方
  - 長時間装着しても締め付け感が少ないものが良い方
ハードタイプ（固定力：強）
- 特徴： 腰のカーブに沿ったプラスチックや金属のプレートが入っており、強い固定力で腰椎をしっかりとサポートします。
- おすすめな人：
  - ぎっくり腰など、急性期の強い痛みを和らげたい方
  - 腰椎椎間板ヘルニアなど、病状が進行している方
  - 重いものを持ち運ぶ仕事や作業をする方
セミハードタイプ（固定力：中）
- 特徴： ソフトとハードの中間的なタイプです。適度な固定力と動きやすさを兼ね備えています。
- おすすめな人：
  - ぎっくり腰の痛みが落ち着いてきた方
  - 日常生活の動作で腰に負担がかかりやすい方
  - 仕事で動き回る機会が多い方

コルセットは、適切なサイズを選ばないと効果が半減してしまいます。

購入前に、自分のウエストの一番細い部分をメジャーで測り、製品のサイズ表を確認してから選びましょう。

長時間つけるものだからこそ、素材も重要です。

直接肌につける場合は、肌に優しい素材を選ぶなど、快適に装着できるものを選びましょう。

せっかく良いコルセットを選んでも、付け方が間違っていると効果は得られません。以下のポイントを押さえて、正しく装着しましょう。

コルセットは、腰の一番痛い部分ではなく、「へその少し下」から「骨盤の上」にかかるように装着するのが一般的です。

コルセットの下部が骨盤に当たるようにすることで、腹圧が高まり、腰への負担を軽減する効果が期待できます。

おへその位置を基準にして、コルセットの中心が背骨にくるように調整しましょう。

コルセットを締める際は、**「お腹を少しへこませてから、息を吐きながら」**締めるのがポイントです。

そうすることで、腹腔内圧（腹圧）が高まり、背骨を安定させる効果が高まります。

締め付けすぎると血行不良や呼吸が苦しくなることがあるので、「少しきついかな？」と感じる程度に調整しましょう。

コルセットは、ずっとつけっぱなしにするものではありません。

長時間つけっぱなしにすると、腹筋や背筋が弱くなってしまう可能性があります。コルセットに頼りすぎず、必要な時だけ使うように意識しましょう。

コルセットは、あなたの腰痛を和らげ、日常生活をサポートしてくれる頼もしい味方です。

これらのポイントを押さえて、コルセットを上手に活用すれば、腰への不安が軽減され、活動的な毎日を送れるようになるでしょう。

もし、腰痛がひどい、長引く、または原因がわからない場合は、整形外科などの医療機関を受診してください。専門家の診断とアドバイスを参考にしながら、腰痛対策を進めていきましょう！

あなたの腰痛の悩みが少しでも軽くなることを願っています。