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【ダイエット】なぜ急な食べすぎが体に悪いのか?その対処法まで解説します。

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ストレス、ご褒美、飲み会…ついつい食べ過ぎてしまうこと、ありますよね。一度や二度なら大丈夫、と思いがちですが、実は急な食べ過ぎは、私たちの体に想像以上に大きな負担をかけています。

今回は、なぜ急な食べ過ぎが体に悪いのか、そしてその後にどう対処すれば良いのかについてお話しします。

急な食べ過ぎが体に悪い3つの理由

いつもよりたくさん食べてしまった時、私たちの体の中ではこんなことが起こっています。

胃腸への大ダメージ!

食べ物が胃に入ると、胃酸が分泌され、消化酵素が働き始めます。しかし、一度に大量の食べ物が送られてくると、胃は処理能力を超えてしまい、パンパンに膨らみます。これにより、胃もたれ、吐き気、胸やけ、お腹の張りといった不快な症状が出やすくなります。さらに、消化しきれなかった食べ物が腸に送られると、腸内環境が乱れ、便秘や下痢を引き起こすこともあります。

血糖値の急上昇と脂肪蓄積

特に炭水化物や糖質の多いものを急いで食べると、血糖値がジェットコースターのように急上昇します。すると、血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されます。インスリンは血糖値を下げるだけでなく、余分な糖を脂肪として体に蓄える働きも持っています。これを繰り返すと、脂肪がつきやすくなるだけでなく、将来的な糖尿病のリスクも高めてしまいます。

内臓疲労と自律神経の乱れ

大量の食べ物を消化・吸収するために、胃腸だけでなく、肝臓や膵臓などの消化に関わる臓器はフル稼働することになります。

これにより、これらの内臓に大きな負担がかかり、疲労してしまいます。

また、急激な消化活動は、私たちの意思とは関係なく働く自律神経のバランスを乱すことにも繋がり、イライラしたり、体がだるくなったりといった不調を引き起こすこともあります。

食べ過ぎた後のNG行動とOK行動

うっかり食べ過ぎてしまった後、「どうしよう…」と後悔する気持ちはよくわかります。そんな時にやってしまいがちなNG行動と、体を労わるOK行動を見ていきましょう。

NG行動

「なかったことに」と絶食する
極端な絶食は、かえって次の食事での反動食いを招いたり、栄養不足で体調を崩したりする原因になります。

すぐに激しい運動をする
消化途中で激しい運動をすると、消化器官への血流が阻害され、消化不良や胃腸の不調を悪化させる可能性があります。

後悔の気持ちを引きずる
自分を責めすぎると、ストレスが溜まり、さらに次の食べ過ぎに繋がりやすくなります。

OK行動

消化に良いものを摂る
食べ過ぎた翌日は、胃腸を休ませることを最優先にしましょう。お粥、うどん、豆腐、鶏むね肉(ささみ)、温野菜など、消化に負担の少ない食事を心がけましょう。脂っこいもの、揚げ物、生もの、カフェイン、アルコールは避けましょう。

温かい飲み物で胃腸を労わる
白湯やノンカフェインのお茶(カモミールティー、ほうじ茶など)をゆっくりと飲むことで、胃腸を温め、消化を助け、リラックス効果も期待できます。

体を動かすなら「軽く」
食後すぐではなく、数時間経ってからウォーキングなどの軽い運動を取り入れましょう。血行が促進され、消化を助け、気分転換にもなります。決して無理はせず、心地よいと感じる程度にとどめましょう。

良質な睡眠を確保する
体は寝ている間に回復します。十分な睡眠時間を確保し、体を休ませてあげましょう。

気持ちを切り替える
「食べ過ぎちゃったけど、明日は調整しよう!」と前向きに捉えることが大切です。一度の食べ過ぎで全てが台無しになるわけではありません。大切なのは、その後の行動で調整することです。

まとめ

急な食べ過ぎは、胃腸、血糖値、そして内臓全体に負担をかけるため、決して良いことではありません。しかし、人間である以上、完璧にコントロールすることは難しい時もあります。

もし食べ過ぎてしまったら、自分を責めるのではなく、上記のような対策を参考に、体を労わることを最優先にしてください。

そして、次の食事からまた、バランスの取れた食生活を意識して、健やかな体を取り戻しましょう。

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