「仕事が忙しくて運動する時間がない…」
「毎日デスクワークだから、全然運動できてない気がする…」
そう思っているあなたへ。
実は、仕事中にでも、工夫次第で運動を取り入れることは可能なんです!
確かに、オフィスでの仕事や立ち仕事など、職種によって身体への負担や動き方は大きく異なりますが、どんな仕事でも意識一つで運動量を増やすことができます。
今回は、仕事が運動になるのかという疑問に答えながら、オフィスでできる簡単な運動や、日々の生活に取り入れやすいアクティブな働き方のヒントをご紹介します。
仕事は「運動」になるのか?
結論から言うと、仕事の内容によっては運動になりますが、多くの場合は運動「不足」になりやすいのが現実です。
例えば、重い荷物を運ぶ、体を大きく使う建設業や農業、介護職などは、それ自体がかなりの運動量になります。
しかし、パソコンを使ったデスクワークや、レジ打ちのような立ち仕事でも、実は「同じ姿勢を長時間続ける」ことが多く、特定の筋肉ばかりを使ったり、ほとんど動かなかったりするため、全身のバランスの良い運動にはなりにくいのです。
特にデスクワークの場合、座っている時間が長くなりがちで、血行不良や肩こり、腰痛の原因にもなります。いわゆる「運動不足」の状態に陥りやすいと言えるでしょう。
デスクワーク中心の仕事でもできる! ちょこっと運動のすすめ
では、デスクワーク中心の仕事でも運動を取り入れるにはどうすれば良いでしょうか? 休憩時間やちょっとした合間を有効活用しましょう!
こまめな「立ち上がり&歩く」を習慣に!
1時間に1回は立ち上がる・・・タイマーを設定して、少なくとも1時間に1回は立ち上がり、軽く伸びをしたり、数歩歩いたりする習慣をつけましょう。
飲み物を取りに行く・・・コーヒーやお茶を飲む際は、わざわざ遠くの給湯室まで歩いて取りに行くなど、少しでも歩く距離を増やしましょう。
階段を使う・・・エレベーターやエスカレーターではなく、積極的に階段を使いましょう。
同僚への連絡は直接・・・メールやチャットだけでなく、用事がある時は直接席まで行って話しかけるようにすると、歩く機会が増えます。
デスクでできる簡単ストレッチ
座ったままでも、凝り固まった体をほぐすことができます。
肩回し・・・両肩を大きく前回し、後ろ回しにそれぞれ10回ずつ。肩甲骨を意識して動かしましょう。
首のストレッチ・・・ゆっくりと首を左右に倒したり、前後左右に回したりして、凝りをほぐします。
足首回し・・・座ったまま足首を大きく回します。血行促進になり、むくみ対策にも。
伸びをする・・・背伸びをするように両腕を高く上げ、ゆっくりと全身を伸ばしましょう。
姿勢を意識する
これも立派な運動です。正しい姿勢を保つだけでも、体幹の筋肉が使われます。
椅子に深く座る:お尻を椅子の奥まで入れて、背筋を伸ばし、骨盤を立てて座りましょう。
お腹を軽く引き締める:腹筋を意識してお腹を軽くへこませるようにすると、体幹が安定します。
目線を上げる:パソコンの画面は目線の高さに調整し、猫背にならないように注意しましょう。
休憩時間や通勤時間を活用する
仕事中に全てをこなすのは難しいかもしれません。そんな時は、休憩時間や通勤時間も有効活用しましょう。
昼休みにウォーキング・・・会社の周りを10〜15分程度散歩するだけでも気分転換になり、運動量も確保できます。
一駅分歩いてみる・・・普段電車やバスを使っているなら、一駅手前で降りて歩いてみるのも良いでしょう。
帰り道に寄り道・・・スーパーまで遠回りしたり、少し違う道を歩いてみたりするのもおすすめです。
まとめ:意識と継続が鍵
仕事そのものが「完璧な運動」になることは少ないかもしれませんが、日々の仕事の中に意識的に身体を動かす機会を作ることは十分に可能です。
これらの小さな積み重ねが、運動不足の解消や健康維持に繋がり、結果として仕事の効率アップにも貢献するはずです。
まずは「できることから」「無理なく」始めてみましょう。あなたの今日のちょっとした工夫が、未来の健康な体を作る一歩になります!
今日からあなたも、仕事中の「ちょこっと運動」始めてみませんか?