「あ~、また肩がガチガチ…」
洗濯物を干したり、ご飯を作ったり、お子さんと遊んだり…主婦の皆さん、毎日の家事や育児、本当にお疲れ様です!
気づけば肩がパンパンに張って、頭痛がしたり、気分まで憂鬱になったりしていませんか?
肩こりは、主婦にとって切っても切れない悩みですよね。でも、諦める必要はありません!
ちょっとした工夫と、家事の合間にできる簡単なケアで、つらい肩こりを楽にすることができます。
今回は、そんな実践しやすい肩こり改善のヒントをお届けします。
なぜ主婦は肩こりになりやすいの?
肩こりの原因は様々ですが、主婦の方に特に多いのはこんな理由かもしれません。
- 前かがみの姿勢が多い: 料理、洗い物、掃除など、下を向いたり前かがみになる作業が多く、首や肩に負担がかかりやすいです。
- 同じ姿勢が続く: 赤ちゃんを抱っこしたり、アイロンがけをしたりと、長時間同じ姿勢を続けることで筋肉が固まってしまいます。
- ストレスや疲労: 育児や家事のプレッシャー、睡眠不足などが重なると、心身のストレスが肩こりとして現れることもあります。
- 運動不足: 忙しくてなかなか運動の時間が取れないと、筋肉が衰え、血行が悪くなりがちです。
これだけは意識したい!肩こり予防の基本姿勢
まず、日常生活で意識してほしいのが「姿勢」です。完璧でなくても大丈夫!少し意識するだけで、肩への負担が減らせます。
- シンクでの洗い物: シンクにもたれかかったりせず、背筋を伸ばし、お腹に軽く力を入れて立つことを意識しましょう。足元に台を置いて、片足を乗せるのもおすすめです。
- アイロンがけ: アイロン台の高さは、肘が90度くらいに曲がる位置が理想です。前かがみになりすぎないよう注意しましょう。
- スマホや読書: ついつい下を向いてしまいがちですが、目線の高さまで持ち上げるように心がけてみてください。
家事の合間にできる!簡単ストレッチ&リフレッシュ
「運動する時間なんてない!」と思いますよね。大丈夫です!家事の「ついで」や「合間」にできる、簡単ケアをご紹介します。
1. 肩甲骨ぐるぐる回し(洗濯物干し中や食器拭き中に!)
肩甲骨を動かすことで、肩周りの血行が良くなり、こりがほぐれやすくなります。
- 両腕をだらんと下ろします。
- 肩を耳に近づけるように持ち上げ、そのまま後ろへ大きく回します。
- ストンと力を抜いて下ろします。
- これを10回ほど繰り返しましょう。前回しも同様に行うとさらに効果的です。
2. 首のストレッチ(テレビを見ながら、ちょっと一息ついた時に!)
首の筋肉をゆっくり伸ばして、リラックスさせましょう。
- 姿勢を正して座るか立ちます。
- 頭をゆっくりと右に倒し、左の首筋が伸びるのを感じます。15~20秒キープ。
- ゆっくりと元の位置に戻し、反対側も同様に行います。
- 顔を斜め下に向けるように倒すと、また違う部分が伸びますよ。
3. 胸を開くストレッチ(一日の終わりに深呼吸と一緒に!)
丸まりがちな背中を伸ばし、呼吸を深めることでリフレッシュできます。
- 背筋を伸ばして立ちます。
- 両手を体の後ろで組み、手のひらを外側に向けます。(組めない場合はタオルを使ってもOK)
- 組んだ手を下に引っ張りながら、胸をゆっくりと天井に向かって開きます。
- 肩甲骨を寄せるイメージで、気持ち良いと感じる位置で20~30秒キープします。深い呼吸を忘れずに。
4. 温めケア(夕食後や寝る前に!)
温めることで血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。
- ホットタオル: 電子レンジで温めたタオルを首や肩に乗せるだけ。じんわり温まって気持ち良いですよ。
- シャワーや入浴: 温かいシャワーを肩に当てたり、湯船にゆっくり浸かったりするのも効果的です。
ストレスも肩こりの原因に?心のケアも忘れずに
「やらなきゃいけないこと」に追われる毎日の中で、知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでいることもあります。肩こりは体のSOSサインかもしれません。
- 短い時間でも「自分の時間」を作る: 好きな音楽を聴く、温かいお茶を飲む、読書をするなど、ほんの5分でもいいので、ホッとできる時間を作りましょう。
- 質の良い睡眠: 忙しくても、できるだけ睡眠時間を確保し、リラックスして眠れる環境を整えましょう。
さいごに
毎日頑張る主婦の皆さん。ご自身の体は、何よりも大切な資本です。肩こりがひどくなる前に、そしてひどくなってしまっても、今回ご紹介した簡単なケアをぜひ試してみてください。
完璧を目指す必要はありません。できることから少しずつ、ご自身のペースで取り組むことが大切です。肩こりが楽になることで、心にもゆとりが生まれ、毎日をもっと笑顔で過ごせるようになるはずです。
今日からできる「ちょい足し」ケアで、つらい肩こりにサヨナラしましょう!応援しています!